眼科ブログ
先週は14日(火)、16日(木)、18日(土)の3日間手術を行いました。
<手術総件数 35件(硝子体注射を除く)>
・白内障手術 25件(眼内レンズの内訳)単焦点 5件 多焦点 20件
・ICL 8件
・緑内障手術 2件でした。
全症例において手術は問題無く予定通り終了し、開院以来継続している「術後感染ゼロ」を更新することができました。
手術後の診察時に、患者様に「よく見える」と喜びの言葉をいただき、眼科医療に携わる者として大変嬉しい限りです。
また、当院の眼科医療を信頼し、足を運んでいただきました患者様に厚く御礼申し上げます。
先週の特徴は、五焦点眼内レンズ「インテンシティー」が11件(乱視用含む)、選定療養対象の三焦点眼内レンズ「パンオプティクス」が7件(乱視用含む)、その他2件と、多焦点眼内レンズをご希望される患者様が多かったことです。
特に、五焦点眼内レンズ「インテンシティー」の需要が、当院では年々高まっています。
世界初の5焦点眼内レンズ「インテンシティー(Intensity)」
もちろん、多焦点眼内レンズが魔法のレンズというわけではありませんし、目の状態は人それぞれなので必ずしも適合するとは限りません。
しかし、白内障手術を考える際に、「老眼鏡に依存しない生活を送りたい」などの思いや、今後のライフスタイルを踏まえて、多焦点眼内レンズを選択肢の一つに入れている方が多くなっていることは事実だと思います。
また、先週はもちろん、今年に入ってからICLの手術が増えているのも特徴です。
ICLは小さなレンズを目の中に移植することで近視や乱視を矯正し、裸眼視力を回復させる視力矯正手術です。
半永久的にレンズが使用できることと、メガネやコンタクトレンズのように着けたり外したりといった必要がないことから「眼内永久コンタクトレンズ」とも呼ばれています。
芸能人の方を始め、ICL手術を受けられた方たちが高い評価を発信されていることなどに伴い、ICLの知名度・認知度が上昇していることから、レーシックとの比較や、メガネやコンタクトを長年使うこととのコスト比較で、ICLを検討されている方などが増えてきているように思います。
ICLに関しても、当院はさまざまな情報発信を行っておりますので、詳しくは以下をご参照ください。
ICL(アイシーエル)のよくある質問「将来の白内障手術」について
ICL(アイシーエル)手術後のカラコン(カラーコンタクトレンズ)について
情報化社会がますます進化する中、目を酷使する機会も増え、目を守ることはこれまで以上に健康寿命を延ばすうえで大切なことになっています。
目の病気には、白内障など手術によって早い改善が見込まれるものもあれば、緑内障や糖尿病網膜症などのように一生付き合っていかなければならないような病気もあります。
さらに網膜剥離や網膜裂孔のように、緊急の対応が必要な病気もあります。
人間の性格が千差万別であるように、目の状態も患者様お一人おひとり違います。
当院は患者様の大切な目を守るために、これまで培ってきた知識、経験、技術を活かし、白内障手術や老眼治療、ICL手術や網膜硝子体手術などを中心に、患者様の健やかな生活と豊かなアイライフに貢献してまいります。
白内障手術、多焦点眼内レンズ、ICLについては、無料説明会を定期的に開催しています。
わからないことがありましたら、ご相談ください。ご参考になれば幸いです。
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