最新トピックス・初めて眼疾患の世界規模調査が行われました

お正月もあっという間に過ぎましたが、お変わりございませんでしょうか。
私は小さい頃からサッカーが好きで、今でもフットサルを楽しんでおりますので、元日に新しい国立競技場で行われたサッカー天皇杯決勝をテレビで楽しんでおりました。
地元兵庫県のチームであるヴィッセル神戸が鹿島アントラーズを２－０で下して初優勝！
今後は更なる補強を進めるそうで、ますます強いチームとして成長しそうです。

さて、日頃診療の合間をぬってさまざまな学習会に参加しておりますが、眼科診療に携わるものとして印象的な出来事がありました。
昨年１０月に世界保健機関（WHO）が、眼疾患に関する初めての世界規模の調査報告を行ったことです。

これによると、全世界の人口76億人のうち、視覚障害を持つ人は少なくとも22億人、約29％に上るとのことです。
また、視覚障害を持つ人の多くは50歳以上で、白内障が6520万人、緑内障が690万人、糖尿病網膜症が300万人とのことでした。
さらに、眼疾患は世界規模で蔓延しているにも関わらず、未治療のまま放置されていることも指摘されています。

医療技術や医療機器の進歩に伴い、早期発見・早期治療に努めれば多くの眼疾患で改善が見込める時代です。
視力を維持することは健康寿命の延伸に繋がります。
スポーツを始め、いつまでも健やかな生活を送っていただけるよう、地域に密着した眼科ケアを提供できるようにスタッフ一同、今年も頑張っていきたいと思います。