2020年(令和2年) 新年のごあいさつ

あけましておめでとうございます。
和田眼科は本年開院15周年を迎えます。
これからも「患者さんの喜びを我が喜びとする」とする初心を忘れず、スタッフとともに日々の診療に努めてまいりますので、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

もともと私が医師を目指したのは、病気がちだった子供の頃、懸命に支えてくれた医師や看護師の方達の姿に触れたことがきっかけです。
急性腎炎を患い、人工透析を検討されるぐらい深刻な状況でしたので、一緒に遊んでくれたり親身に話を聞いてくれたりとても心強かったことを覚えています。
この経験がきっかけで、私も医療に携わって人から感謝していただける仕事はできないだろうかと思うようになり、現在に至る原点となっています。

なぜなら、目の病気というのは自覚症状がなくても進行しているケースが多くあります。
診断結果をお話しする時、突然のことで気が動転される方も少なくありません。
私も似た経験をしていますので、患者様のお気持ちはよく理解しているつもりです。

開院してからの15年を振り返りますと、あっという間に時間が流れたような気がします。
かつて私が急性腎炎で入院した際、温かい励ましを受けたように患者様の気持ちにとことん寄り添うことのできるクリニックを目指してきました。
また、地域密着でありながら大病院に負けない最先端でレベルの高い施設と技術を提供できるよう心がけてきました。
この大きな２つのコンセプトは、今後も変わることなく続けていく所存です。

これからもたくさんの患者様の明るい視界とかけがえのない人生に微力ながら少しでも貢献していけるように、さらに眼科医としての治療技術を追求し、スタッフとともに頑張ってまいります。
1月6日(月)から診療を開始いたしますので、本年もどうぞよろしくお願いいたします。