眼科ブログ
新型コロナウイルスの影響が続く中、お子さまが家の中で過ごす時間が長くなり、テレビやスマートフォン、あるいはパソコンやゲームを見続けて目に影響が出ないか心配のご家族の方も多いかと思います。そこで今日は、お子さまの大切な目を守るために家で気を付けていただきたいチェックポイントをお話しさせていただきます。
そもそも子どもの視力というのは、お生まれになってから6~7年ほどかけて周囲のものなどを見ることによって発達していきます。小学校に入るぐらいになると視力の発達は落ち着いてくるのですが、同時に近視が現れてくる頃でもあります。
特に最近は、以前のようにテレビだけでなくパソコンやスマートフォンなどを見ることで、知らず知らずのうちに目を酷使してしまいがちです。お子さまの目を守り健やかに成長してもらうためには、毎日の過ごし方、生活習慣が大切です。まずは次のことから一度始めてみてください。
1.定期的に目を休めましょう
目は私たちが思っている以上に疲れやすい部分です。特にお子さまなら尚更のことです。今の時期、テレビやパソコンなどを見る時間がどうしても多くなってしまうかもしれませんが、なるべく時間を減らすことと、見続けるのではなく適度に休憩を入れてください。ゲームの場合も同様です。画面を見続けた後は、遠くの方を見るように習慣づけると目が休まります。
2.本を読む時は明るいところで読みましょう
本を読む習慣をこの機会につけさせてみようとお考えのご家族の方もおられるかと思います。しかし、姿勢が悪かったり暗いところで本を読んでいると、かえって目を悪くしてしまい逆効果になりかねません。本は椅子に座り明るいところで読ませるようにしてください。
また、お子さまが次のような行動をしていたら、何らかの視力に関する問題が発生している場合がありますので、注意してください。
1.ものを見ている時に目を細めている
2.絵本やタブレットなどを見る時に顔を近づけている
3.何回も目を触ったり、こすったりしている
4.片方の目を隠すと嫌がる傾向がある
5.ものを見る時に首を傾ける
小さいお子さまの場合、なかなか自分で症状を具体的に訴えるのは難しいことですので、ご家族や周囲の方の気づきなしに何かの眼病に罹患した場合、早期発見することは困難と言えます。もし何か異常に気が付かれることがありましたら、当院は暦通りの日程で診療を行っております。また、新型コロナウイルス対策で徹底的な衛生管理に努めております。
お困りのことがありましたらご相談ください。ご参考になれば幸いです。
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