痛みの少ない手術の取り組みについて

今日は寒い一日でしたね。肌を刺すような痛みといいますか、気温が低い日らしい冷たさがありました。明日も引き続き寒い日らしいので、暖かくしてお過ごしください。

当院では白内障、ICLの無料説明会を行っておりますが、よくある質問の一つに「手術は痛くないのですか？」があります。痛みというのは視力のように数値化できることではなく、個人差がかなりあるものです。また、痛みの回復の度合いも人それぞれで、「痛みが少ない手術」といっても、なかなか手術前の患者様には信じていただくのは難しいかもしれません。特に目の手術を受けられるのは初めての方が多いですから、無理もないことだと思っています。

当院では手術はすべて局所麻酔で行っています。点眼麻酔に加えて、場合によっては前房内麻酔、テノン嚢麻酔を取り入れて痛みがなるべく少なくて済むように工夫しています。通常の白内障、ICL手術の場合、手術時間も10～15分程度と短く、低侵襲で患者様の身体の負担の軽減に繋がる手術に努めています。難症例の場合は、もう少し時間がかかることもあります。

実際、手術を受けられた患者様におうかがいすると、「全然痛くなかった」「こんな痛くないならもっと早くしておけばよかった」とおっしゃられるケースが多いです。

もちろん個人差はありますので、一概には言えませんが手術技術や機器だけでなく、麻酔などすべての面で医学は進歩しています。安心して手術を受けていただけるよう、これからもスタッフ一同、技術の向上とわかりやすい説明に努めていければと思います。