眼科ブログ
10月度の手術件数のご報告をさせていただきます。
<手術総件数 69件(硝子体注射を除く)>
・白内障手術 43件(眼内レンズの内訳)単焦点 15件 多焦点 28件
・ICL 12件
・網膜硝子体 8件
・その他 6件でした。
全症例において手術は問題無く予定通り終了し、開院以来継続している「術後感染ゼロ」を更新することができました。
数ある眼科の中から、当院の眼科医療を信頼し、足を運んでいただきました患者様に厚く御礼申し上げます。
今後も患者様の「見える喜び」のために、スタッフ一同、より研鑽を積んで、患者様の健やかな生活と豊かなアイライフに貢献していく所存です。
昨年以降、当院の白内障手術の特徴は、多焦点眼内レンズを用いた白内障手術が白内障手術全体の過半数を超え、大きく伸びていることですが、10月もその傾向が見られました。
10月の多焦点眼内レンズ28件の内訳は、次の通りです。
・五焦点眼内レンズ「インテンシティー」12件(うち乱視用タイプ7件)
・三焦点眼内レンズ「パンオプティクス」 7件(うち乱視用タイプ1件)
・三焦点眼内レンズ「ファインビジョン」6件(うち乱視用タイプが3件)
・多焦点眼内レンズ「エボルブ」3件(うち乱視用タイプが3件)
また、単焦点眼内レンズは15件のうち、乱視用タイプが7件でした。
眼内レンズ全体として、乱視用タイプが増えているのも今年の特徴と、日々の診療や手術から感じています。
当院において今年の手術がすでに100件以上と、昨年実績を上回っている「アイシーエル」も引き続き好調です。
アイシーエルに使用されているレンズの素材は、特別なメンテナンスをする必要もなく、目の中で長期間にわたって透明な状態を維持し、長くレンズとしての機能を果たす非常に生体適合性の良い素材です。
そのため、「永久コンタクトレンズ」と呼ばれています。
こうした長期安定性を考え、通常のメガネやコンタクトレンズを長年使用するコストを比較した際、アイシーエルを検討されている患者様が増えているのではないかと思います。
最近では、就活のための自分投資とお考えの方、若いご夫婦が将来的なコストや災害時などのリスク対策として、アイシーエルを検討されるケースも珍しくありません。
当院では、アイシーエル無料説明会、簡易無料検査を定期的に行っておりますので、わからないことがありましたらご相談ください。
目の状態が千差万別であるように、治療方法もケースバイケースです。
そのため当院では、正確な検査と的確な診断、患者様のライフスタイルなどをよくうかがって総合的に判断し、患者様のご納得のもとで治療計画を立てています。
白内障や緑内障などは、加齢に伴って罹患する確率が高まる病気です。
目の病気を早期発見・早期治療し、見え方の質を守るためにも、40代以降の方は定期的に眼科専門医を受診し、目のチェックを行うようにしてください。
また、白内障手術、眼内レンズ無料説明会も定期的に開催していますので、わからないことがありましたら、ご相談ください。ご参考になれば幸いです。
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