連続焦点型眼内レンズ「テクニスピュアシー」、その特徴について
和田眼科グループでは、白内障手術時に使用する眼内レンズについて、患者さまに納得のいくレンズ選びをしていただけるよう、できるだけ多くの選択肢をご用意しております。
最近は、以前より多焦点眼内レンズに関するお問い合わせが増えており、そのうちのひとつが昨年の7月から取り扱っている連続焦点型レンズ「テクニスピュアシー」です。
実際、今年の手術件数を見ても「テクニスピュアシー」は、1月と2月はありませんでしたが、3月に5件、4月に1件と増えてきています。
今日は「テクニスピュアシー」の特徴について、少しまとめてみようと思います。
自然な見え方を重視したレンズ
テクニスピュアシーは、アメリカのジョンソン・エンド・ジョンソン社が開発した多焦点眼内レンズです。
「OptiCurve テクノロジー」という独自の屈折技術により、「1つの焦点を広く引き伸ばす」方法で、コントラスト感度に優れた自然な見え方を重視しているのが特徴といえます。
また、レンズ表面に段差(リング構造)を持たない「非回折型」の多焦点レンズなため、「ハロー(光の輪)」や「グレア(まぶしさ)」を最小限に抑えることができる設計です。
全体として遠方や中間の距離に大変強く、不満が少ないレンズという印象です。
一方、「1つの焦点を広く引き伸ばす」という焦点深度拡張型レンズのため、手元に関しての見え方には他の多焦点眼内レンズと比較するとやや劣る傾向があり、個人差もあるので、手元の見え方重視の方には3焦点などのレンズの方が良いと思います。
和田眼科グループでは白内障無料説明会を定期的に開催しています
「テクニスピュアシー」の症例増に伴い、今後は手術後の感想など、レンズ選びの参考になる情報を発信していければと考えています。
多焦点眼内レンズには、それぞれメリット・デメリットがあり、どのレンズが適しているかは検査結果や患者さまのご意向などを踏まえ、総合的に判断してまいります。
医療技術および医療機器が進歩を遂げる中、白内障治療は手術後の暮らし方や過ごし方を見据えた眼内レンズ選びが求められる時代です。
和田眼科グループでは、患者さまが手術後に求められている見え方にできるだけ近づけられるよう、スタッフ一同、日々研鑽に努めています。
また、今津本院・夙川分院ともに、白内障手術無料説明会を定期的に開催しています。
わからないことがありましたら、ご相談ください。ご参考になれば幸いです。

