眼科ブログ
免許更新の案内ハガキを見て「視力、大丈夫かな…」と感じたことはありませんか?
年齢を重ねると、白内障によって視界がかすむ・まぶしいといった症状が進み、運転中の見え方に影響することがあります。
今回は、ご両親の安全運転を願う世代に向けて、免許更新前に気をつけたい白内障のサインと、早めの受診がなぜ大切なのかを解説します。
「夜の運転でライトがまぶしい」「信号の色が見分けづらい」「文字がぼやける」──
これらは白内障の典型的なサインです。
白内障は少しずつ進行するため、自分では気づきにくいものです。
見え方の変化を感じたときには、すでに免許更新の視力基準(両眼0.7以上)を下回っているケースもあります。
視力が基準を満たさなければ、免許更新ができず再検査となります。
中には「手術すればまた見えるようになるのに」と気づかず、運転を諦めてしまう方も。
白内障手術で視界を回復すれば、再び安全に運転できるケースも多いのです。
更新の時期が迫ってから慌てないように、余裕をもった眼科受診をおすすめします。
白内障手術では、濁った水晶体を取り除き、人工の「眼内レンズ」を入れます。
最近は、遠くと近くの両方にピントが合う多焦点眼内レンズを選ぶ方も増えています。
昼間の運転だけでなく、夜間のライトのまぶしさや標識の見やすさも改善され、
「もっと早く受けておけばよかった」という声も少なくありません。
本人は「まだ大丈夫」と言いがちですが、周囲から見るとヒヤッとする瞬間があるものです。
「信号の色、見えている?」「夜の運転、疲れてない?」など、さりげない声かけがきっかけになります。
一緒に眼科を予約してあげたり、手術後の送迎をサポートしたりすることも大きな支えになります。
免許更新は、ご家族の“見え方”を見直す良いタイミングです。
白内障の進行を放置すると、更新に支障をきたすだけでなく、運転の安全にも関わります。
「そろそろ検査に行ってみようか」と声をかけてあげることが、安心な暮らしと安全運転を守る第一歩です。
和田眼科グループでは、今津本院・夙川分院ともに、白内障手術や眼内レンズに関する無料説明会を定期的に開催しています。
わからないことがありましたら、こちらもご活用いただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
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