眼科ブログ

白内障を放置するとどうなる?手術が難しくなる前に知っておきたいリスク

「少し見えにくいけど、まだ大丈夫」と思っていませんか?

または、ご両親から「少し見えにくいけど、歳のせいだから」という言葉を聞いたことはないでしょうか。
白内障はゆっくり進行する病気のため、つい放置されがちです。
しかし、進行するほど手術に時間がかかり、目への負担も増えてしまいます。

今日は白内障手術が難しくなる前に、早めの受診をすすめたい理由について、少しまとめてみようと思います。

 

白内障を放置することで起こる3つのリスク

白内障手術は、濁った水晶体を取り除き、人工のレンズ(眼内レンズ)を入れる治療です。
しかし、白内障が進みすぎると次のような問題が起こります。

手術が難しくなる

水晶体(目の中のレンズ)が硬くなり、超音波で砕くのが難しくなります。

また、眼内レンズを支える目の中の筋肉(チン小帯)が弱くなっている可能性があります。
そのため、手術時間が長くなり、合併症のリスクも上がることがあります。

回復に時間がかかる

進行した白内障では、炎症が強く出たり、網膜への負担が大きくなったりして、
術後の回復に時間がかかることもあります。

見えにくさが生活の危険につながる

視界がぼやけると、転倒や段差の踏み外しなど、思わぬ事故につながることもあります。
「最近よくつまずく」「夜の運転が怖い」といったサインは、放置できません。

早めの手術で“快適な視界”を取り戻せます

白内障の手術は、適切な時期に行えばとても安全で、視力の回復も早い治療です。
最近では、遠くも近くも見える「多焦点眼内レンズ」を選ぶことで、
メガネに頼らない快適な生活を送れるケースも増えています。

仕事を退いた後の趣味や旅行、孫との時間など、
“見える喜び”をもう一度取り戻せるのが白内障手術の魅力です。

ご家族がサポートしてあげられること

白内障は本人よりも、周りの家族が変化に気づくことが多い病気です。
たとえば――

  • テレビの音量が大きくなった
  • 夕方以降の外出を避けるようになった
  • 目を細めて見ることが増えた
    こうしたサインがあれば、ぜひ早めに眼科受診をすすめてあげてください。

まとめ:放置せず、安心のうちに手術を

白内障を放置しても良くなることはありません。
進行を防ぎ、手術を安全に行うためには「早めの相談」が大切です。
和田眼科グループでは、今津本院・夙川分院ともに、白内障手術や眼内レンズに関する無料説明会を定期的に開催しています。

ご本人はもちろんのこと、ご両親の「まだ大丈夫」が、「もっと早く相談すればよかった」に変わらないように――どうぞ一度、気軽にご相談ください。

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