眼科ブログ
「最近、目がかすむ」「夜になると見えにくい」「まぶしさが気になる」など、目の状態の変化を感じて来院される患者様が増えています。
加齢によって心身の機能が衰えていくことを「フレイル」と呼んでいますが、それと同様に、目にも老化に伴う「機能の揺らぎ」が起こることをご存じでしょうか。
それが「アイフレイル」です。今回は、このアイフレイルの基礎知識と、早期の対策について少しまとめてみようと思います。
「アイフレイル」とは、加齢に伴って目の機能が少しずつ衰えていく状態を指す新しい概念です。
まだ病気とまではいかないものの、視力・コントラスト感度・調節力(ピント調整)などが低下し、見え方に揺らぎが出てきます。
アイフレイルの主な兆候には以下のようなものがあります:
これらは、白内障や老眼の進行、網膜や視神経の機能低下が複合的に絡んで生じている可能性があります。
アイフレイルを放置すると、以下のようなリスクが高まります。
早い段階で気づき、適切に対処することで、視力の維持と生活の質の向上につながります。
以下のような項目に心当たりがある場合、アイフレイルの可能性があります。
ひとつでも当てはまったら、眼科での定期的な検診をおすすめします。
アイフレイルは早期発見・早期対策が大切です。以下のような習慣を意識しましょう。
白内障や緑内障、加齢黄斑変性などの疾患が隠れていることもあります。
外出時にはサングラスや帽子で目を紫外線から守りましょう。
ビタミンA・C・E、ルテインやオメガ3脂肪酸など、目に良い栄養素を意識した食生活を心がけましょう。
長時間のスマホや読書はこまめに休憩を。意識的なまばたきも効果的です。
白内障が進行していれば、手術により視機能の回復も期待できます。
多焦点眼内レンズなど、ライフスタイルに応じた選択肢も増えています。
アイフレイルは「年のせい」で済ませず、“目の老化のサイン”に気づくチャンスです。
自覚がなくても進行しているケースも多いため、40代・50代からの意識とケアが重要です。
「最近ちょっと見えづらいかも…」そう感じたら、ぜひ一度、眼科で相談してみてください。
早めの一歩が、これからの快適な視生活を守るカギになります。
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