眼科ブログ

自然な見え方を追求した多焦点眼内レンズ「テクニス ピュアシー」導入のお知らせ

「白内障の手術で、どんなレンズを選べばいいのか分からない」
「老眼も気になるけれど、できるだけ自然な見え方を保ちたい」

白内障手術が必要と診断された際、眼内レンズ選びに関して患者様からおうかがいする質問です。

和田眼科グループでは、患者様に納得のいく眼内レンズをしていただけるよう、できるだけ多くの眼内レンズを取りそろえてきました。

7月からは、ジョンソン・エンド・ジョンソン社が開発した新しい多焦点眼内レンズ『テクニス ピュアシー(TECNIS PureSee)』を導入しています。
今回は、このピュアシーの特長や、どんな方に向いているのかを分かりやすくご紹介します。

 

ピュアシーは“ナチュラルビジョン”を重視した次世代レンズ

ピュアシーの大きな特長は、「自然な見え方」を最優先に設計されている点です。

従来の多焦点眼内レンズは、遠くと近くを分けて焦点を合わせるために、光を複数の焦点に分配する「回折型」が主流でした。
一方、ピュアシーは回折構造を用いず、連続的な焦点深度を持つ「ノンディフラクティブ(非回折型)」を採用しています。
これにより、違和感の少ないスムーズな見え方と、ハロー・グレア(夜間のにじみやまぶしさ)の軽減が期待できます。

 

遠くも中間もスムーズに。「老眼対策」にも強い

ピュアシーの焦点設計は、「遠方〜中間距離」が特に得意とされています。
たとえば以下のようなシーンに適しています。

  • 運転中の視界(遠方)
  • パソコンやスマートフォン操作(中間)
  • 会話相手の表情やテレビ画面(中間)

細かい文字や読書などの「至近距離」は多少メガネのサポートが必要になる場合もありますが、老眼の症状が出はじめた世代にとって非常に快適なバランスと言えるかと思います。

ピュアシーはこんな方におすすめ

  • 白内障だけでなく、老眼や視力低下も気になってきた方
  • 夜間運転が多く、ハロー・グレアが不安な方
  • アクティブに生活しながらも、“自然な見え方”を大切にしたい方
  • 老眼鏡の使用頻度はなるべく減らしたいけれど、完全な裸眼にこだわりすぎない方

 

目に優しいレンズ選択を

白内障手術のレンズ選びは、「どこまで見えるか」だけでなく「どう見えるか」も大切です。
ピュアシーは、最新技術と“自然な見え方”を両立した、新しい選択肢のひとつです。
手術後の生活を豊かにするために、自分のライフスタイルに合ったレンズ選びをしていきましょう。

和田眼科グループでは、今津本院・夙川分院ともに、白内障手術と眼内レンズに関する無料説明会を定期的に行っています。

「どのレンズが自分に合っているか分からない」という方は、お気軽にご相談ください。

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