眼科ブログ
4月度の手術件数のご報告をさせていただきます。
<手術総件数 101件(硝子体注射を除く)>
・白内障手術 90件(眼内レンズの内訳)単焦点 26件 多焦点 64件
・ICL 6件
・その他 5件でした。
全症例において手術は問題無く予定通り終了し、開院以来継続している「術後感染ゼロ」を更新しています。
和田眼科グループの眼科医療を信頼し、ご来院いただきました患者様に厚く御礼申し上げます。
今後も患者様の「見える喜び」のために、スタッフ一同、より研鑽を積んで、患者様の健やかな生活と豊かなアイライフに貢献していく所存です。
4月度の手術の特徴についてご紹介していきますので、今後の参考にしていただければ幸いです。
4月度の特徴は、今津本院・夙川分院合わせてトータル90件の白内障手術を行ったことです。
これまでの当院における過去最高の白内障手術件数は、2020年4月の79件でしたが、今回これを大幅に更新することができました。
和田眼科グループの白内障治療を信頼し、近隣はもちろん遠方からもご来院いただきました患者様に、あらためて御礼申し上げます。
より多くの患者様に、「安全で」「質の高い」「喜んでいただける」白内障手術を提供できるように、スタッフ一同引き続き努力を重ねてまいります。
和田眼科グループの特徴のひとつは、多焦点眼内レンズを用いた白内障手術が多いことですが、4月度もその傾向が顕著に出た月と言えます。
今津本院と夙川分院の白内障手術の合計90件のうち、多焦点眼内レンズを用いた白内障手術は64件で、和田眼科グループにおける白内障手術全体の約71%を占めました。
4月の多焦点眼内レンズの内訳は、次の通りです。
・五焦点眼内レンズ「インテンシティー」33件(うち乱視用タイプ19件)
・連続焦点眼内レンズ「オデッセイ」10件(うち乱視用タイプ6件)
・三焦点眼内レンズ「ファインビジョン」8件(うち乱視用タイプ4件)
・三焦点眼内レンズ「パンオプティクス」5件(うち乱視用タイプ3件)
・自然視覚眼内レンズ「クラレオン ビビティ」4件
・二焦点眼内レンズ「エボルブ」4件(うち乱視用タイプ3件)
これまで同様、五焦点眼内レンズ「インテンシティー」が人気なのに続き、連続焦点眼内レンズ「オデッセイ」や「クラレオン ビビティ」といった比較的最近取り扱いを始めた多焦点眼内レンズが増えているのも、4月度の傾向のひとつです。
先日ブログでお伝えしました通り、「クラレオン ビビティ」の乱視用タイプも今後導入予定であり、患者様が眼内レンズを検討する際の選択肢の幅を、より広げていければと考えています。
多焦点眼内レンズにはそれぞれ特徴があり、求められる見え方の質やお仕事・ライフスタイルとの関係で眼内レンズの選択も変わってくると思います。
和田眼科グループでは、それぞれの眼内レンズの特徴や乱視用タイプの有無、費用についてホームページで明記しておりますので、ご参照ください。
https://www.wada-ganka.com/cataract/handling.html
また、和田眼科グループでは、白内障手術に使用する眼内レンズの度数を決めるために必要な検査を行う「IOLマスター700」などを導入し、術前検査に力を入れています。
正確な検査をもとに、患者様の目の状態に一番適した眼内レンズをご提案することが、白内障手術後の見え方の満足度を高めることに繋がると考えているからです。
今津本院・夙川分院ともに白内障手術、眼内レンズ無料説明会を定期的に開催していますので、わからないことがありましたらご相談ください。
どうぞよろしくお願いいたします。
お問い合わせ
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