眼科ブログ
1月・2月度の手術件数のご報告をさせていただきます。
<手術総件数 161件(硝子体注射を除く)>
・白内障手術 138件(眼内レンズの内訳)単焦点 41件 多焦点 97件
・ICL 12件
・その他 11件でした。
全症例において手術は問題無く予定通り終了し、開院以来継続している「術後感染ゼロ」を更新しています。
和田眼科グループの眼科医療を信頼し、ご来院いただきました患者様に厚く御礼申し上げます。
今後も患者様の「見える喜び」のために、スタッフ一同、より研鑽を積んで、患者様の健やかな生活と豊かなアイライフに貢献していく所存です。
1月・2月度の手術の特徴についてご紹介していきますので、今後の参考にしていただければ幸いです。
<多焦点眼内レンズを用いた白内障手術が増えています>
和田眼科グループの特徴のひとつは、多焦点眼内レンズを用いた白内障手術が多いことです。
今回の集計でもその傾向は強く、今津本院と夙川分院の白内障手術の合計138件のうち、多焦点眼内レンズを用いた白内障手術は97件で、和田眼科グループにおける白内障手術全体の約70%を占めました。
これまでの月と比べても、多焦点眼内レンズの割合はかなり高かったと思います。
1月・2月の多焦点眼内レンズの主な内訳は、次の通りです。
・五焦点眼内レンズ「インテンシティー」65件(うち乱視用タイプ35件)
・三焦点眼内レンズ「パンオプティクス」23件(うち乱視用タイプ8件)
・三焦点眼内レンズ「ファインビジョン」7件(うち乱視用タイプ6件)
・その他の多焦点眼内レンズ 2件
このうち、選定療養対象の多焦点眼内レンズは「パンオプティクス」のみで、他の多焦点眼内レンズは自由診療になります。
多焦点眼内レンズにはそれぞれ特徴があり、求められる見え方の質やお仕事・ライフスタイルとの関係で眼内レンズの選択も変わってくると思います。
和田眼科グループでは、それぞれの眼内レンズの特徴や乱視用タイプの有無、費用についてホームページで明記しておりますので、ご参照ください。
https://www.wada-ganka.com/cataract/handling.html
また、乱視用(トーリック)タイプの多焦点眼内レンズが増加しているのも特徴です。
その他、地元西宮市だけでなく、兵庫・大阪・京都を中心に近畿圏内、鹿児島・秋田など遠方から、多焦点眼内レンズを用いた白内障手術目的で来院されるケースも、これまでと比較して格段に多くなりました。
患者様に納得のいく眼内レンズ選びをしていただけるよう、できるだけ多くの眼内レンズを取り揃えるとともに、ホームページなどで情報発信してきた成果ではないかと考えています。
和田眼科グループでは、白内障手術に使用する眼内レンズの度数を決めるために必要な検査を行う「IOLマスター700」などを導入し、術前検査に力を入れています。
正確な検査をもとに、患者様の目の状態に一番適した眼内レンズをご提案することが、白内障手術後の見え方の満足度を高めることに繋がると考えているからです。
今津本院・夙川分院ともに白内障手術、眼内レンズ無料説明会を定期的に開催していますので、わからないことがありましたらご相談ください。
どうぞよろしくお願いいたします。
お問い合わせ
0798-39-8883
兵庫県西宮市常磐町1-27
ヤマイチPLAZA さくら夙川2階
阪神西宮駅徒歩7分
阪急夙川駅徒歩12分
JRさくら夙川駅徒歩10分