眼科ブログ
2024年の総手術件数は727件で、2005年開院以来の手術件数が9,000件を超えました。
お忙しい中、当院の医療を信頼してご来院いただきました患者様に心からお礼を申し上げます。
開院以来継続している術後の‟感染ゼロ„を更新中であることも、併せてご報告させていただきます。
今後もスタッフ一同、より研鑽に励んで患者様の健やかな生活と豊かなアイライフに貢献していく所存です。
和田眼科グループがもっとも力を入れている白内障日帰り手術は579件、多焦点眼内レンズを用いた白内障手術は378件と、ともに開院以来の過去最高を記録したことが昨年の主な特徴です。
多焦点眼内レンズを用いた白内障手術が白内障手術全体の65%を占め、特に世界初の5焦点眼内レンズ「インテンシティー」が192件と大きく増加し、選定療養対象の3焦点眼内レンズ「パンオプティクス」も3年連続100件以上となりました。
また、全体として乱視用タイプの眼内レンズが増加傾向にあります。
多焦点眼内レンズによる白内障手術の内訳は、次の通りです。
3焦点:パンオプティクス |
118件(乱視用56件) |
3焦点:ファインビジョン |
25件(乱視用21件) |
5焦点:インテンシティー |
192件(乱視用84件) |
その他の多焦点眼内レンズ |
43件(乱視用23件) |
白内障手術に用いる眼内レンズに関して、単焦点・多焦点を問わず多くの選択肢を準備し、患者様が手術後に望まれる見え方の質を可能な限り追求してきた当院の取り組みが、術後の満足度を高めるとともにこうした結果に結びついたのではないかと考えています。
また、より精度の高い眼内レンズ度数決定のための術前検査ができる「IOLマスター700」、白内障手術装置「センチュリオン・ビジョン・システム」に加え、眼科手術用顕微鏡「Proveo8」などを導入し、より患者様の体の負担を軽減し、安全・安心に手術を行うことのできるシステムを整えてきたことの成果だと思います。
言うまでもありませんが、目の状態はお一人おひとり異なります。
今津本院では、白内障と近視治療ICLに関する無料説明会を定期的に開催中です。
また、夙川分院では白内障とICL、さらに手術をしない近視治療オルソケラトロジーの無料説明会を定期的に行っています。
わからないことがありましたら、お気軽にご参加ください。
和田眼科グループはこれまで培ってきた手術実績を活かし、より良い眼科治療を行うことができるよう、更なるレベルアップに努めてまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。
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