眼科ブログ
8月度の手術件数のご報告をさせていただきます。
<手術総件数 77件(硝子体注射を除く)>
・白内障手術 68件(眼内レンズの内訳)単焦点 15件 多焦点 53件
・ICL 6件
・その他 3件でした。
全症例において手術は問題無く予定通り終了し、開院以来継続している「術後感染ゼロ」を更新することができました。
当院の眼科医療を信頼し、ご来院いただきました患者様に厚く御礼申し上げます。
今後も患者様の「見える喜び」のために、スタッフ一同、より研鑽を積んで、患者様の健やかな生活と豊かなアイライフに貢献していく所存です。
8月度の手術の特徴についてご紹介していきますので、今後の参考にしていただければ幸いです。
和田眼科グループの特徴のひとつは、多焦点眼内レンズを用いた白内障手術が白内障手術全体の過半数を超えていることですが、8月もその傾向が出た月でした。
今津本院と夙川分院の白内障手術の合計68件のうち、多焦点眼内レンズを用いた白内障手術は53件で、和田眼科グループにおける白内障手術全体の約78%を占めています。
8月の多焦点眼内レンズの内訳は、次の通りです。
・五焦点眼内レンズ「インテンシティー」33件(うち乱視用タイプ19件)
・三焦点眼内レンズ「パンオプティクス」 11件(うち乱視用タイプ9件)
・三焦点眼内レンズ「ファインビジョン」3件(うち乱視用タイプ3件)
・二焦点眼内レンズ「シンフォニー」4件(うち乱視用タイプが3件)
・多焦点眼内レンズ「エボルブ」2件(うち乱視用タイプ1件)
このうち、選定療養対象の多焦点眼内レンズは「パンオプティクス」と「シンフォニー」で、他の多焦点眼内レンズは自由診療になります。
多焦点眼内レンズにはそれぞれ特徴があり、求められる見え方の質やお仕事・ライフスタイルとの関係で眼内レンズの選択も変わってくると思います。
和田眼科グループでは、それぞれの眼内レンズの特徴や乱視用タイプの有無、費用についてホームページで明記しておりますので、ご参照ください。
https://www.wada-ganka.com/cataract/handling.html
また、8月度の白内障手術の特徴は、単焦点・多焦点ともに、乱視用タイプが多かったことです。
多焦点に関しては上記の通りで、単焦点眼内レンズは15件のうち乱視用タイプが6件でした。
見え方において乱視の有無、乱視の強弱は非常に重要です。
日々、診療と手術に携わる者の実感としては、年々乱視用タイプの需要は増えているように思います。
和田眼科グループでは、白内障手術に使用する眼内レンズの度数を決めるために必要な検査を行う「IOLマスター700」などを導入し、術前検査に力を入れています。
その他、患者様に納得のいく眼内レンズ選びをしていただけるよう、できるだけ多くの眼内レンズを取り揃えています。
今津本院・夙川分院ともに白内障手術、眼内レンズ無料説明会を定期的に開催していますので、わからないことがありましたらご相談ください。
9月に入っても、厳しい暑さが続いています。
ご来院の際は、サングラスや日傘などの紫外線対策、水分補給などの熱中症対策を忘れず、お足元にお気をつけてお越しください。
どうぞよろしくお願いいたします。
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