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和田眼科 TEL: 0798-39-3777
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兵庫県西宮市の和田眼科では白内障手術に力を入れております。今津医療センター2階の眼科。西宮今津駅前すぐ。
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最新の近視治療ICL

ICL(眼内永久コンタクトレンズ)について

近視治療の一つであるICL(アイ・シー・エル、“Implantable Contact Lens”の略称)は、 小さなレンズを目の中に移植(インプラント)して近視や乱視を矯正し、裸眼視力を回復させる新しい視力矯正手術です。

半永久的にレンズが使用でき、眼鏡やコンタクトレンズをつけるといった日常の面倒な手入れや取り外しの必要がないことから「眼内永久コンタクトレンズ」とも呼ばれています。

レンズは「有水晶体後房レンズ」、「フェイキックIOL(Phakic IOL)」、「有水晶体眼内レンズ」に分類され、レーシック以上に矯正精度や視力の質が良く、レーシックの問題を克服した手術と言われています。

手術時間は15分程度ですので、日帰り手術が可能となっています

このような方に適した近視治療です

  • レーシックで角膜を削られるのに抵抗がある方
  • 角膜が薄い・円錐角膜でレーシック治療が難しい方
  • -4D以上の強度近視の方
  • 入院せずに日帰り手術を受けたい方
  • メガネやコンタクトレンズを付けずに裸眼過ごしたい方

レーシックと比べたときのメリット

ICLは レーシック(LASIK)と違い角膜を削らないため、レーシックでは矯正の難しい強度の近視や遠視、乱視の方でも受けることができるというメリットがあります。
レーシックと比較して患者さんの満足度・評判や評価が良いといわれており、レーシックの近視レーザー治療では角膜が削られるために元に戻すことはできないのに対して、眼内コンタクトレンズといわれるICLでは、万が一トラブルが起こったり、手術に不満足な場合は眼内レンズを取り出して元の状態に戻すことができます。 また、度数やサイズの変更が必要な場合でも、レンズを取り出して入れ替えることができます
あと、将来白内障になっても通常の白内障手術を行うことができるのでご安心ください。

ICLとレーシックの比較

  レーシック ICL
手術方法 角膜をレーザーで削り視力矯正 眼内レンズを移植し視力矯正
近視の戻り 近視の戻りの可能性あり 近視の戻りが少ない
見え方の質 角膜を削るために収差が増える クリアで色鮮やかな見え方
矯正可能視力 矯正できる近視の強度に上限あり 強度近視や乱視・遠視も対応可
術後のリスク 元に戻せない 元に戻せる

眼内レンズ挿入手術のプロフェッショナルであるICL認定医が担当します

当院の院長・和田佳一郎は、日本眼科学会認定眼科専門医として、これまで5000件を超える白内障手術を行っている「眼の中にレンズを入れる手術」のプロフェッショナルであり、幸い当院では開業以来感染事故は一度もなく継続中です。

ICLの認定講習を受講し、認定医インストラクターの立会いのもと手術を行い、ICL認定医としてトーリックICL(乱視あり)認定証を取得しています。

また、ICL研究会(https://icl-japan.net)にも属しており、常に最新の医療情報と技術を提供できるよう努めております。

トーリックICL・ICL認定証

ICLによる強度近視の矯正をお勧めする理由

強度近視は−6D以上を病的近視と言われ、網膜・黄斑などに様々な眼異常を併発しやすくなります。
また、−4D以上の比較的強い近視のかたは、裸眼視力が不良な方が多く、もともとの近視眼底により網膜・黄斑などに様々な眼異常を併発しやすくなり、飛蚊症、網膜剥離の生じる可能性があります。
強度近視で裸眼視力が0.5以下の方、是非お気軽に当院にご相談ください。

5つのメリット

あざやかな見え方へ・高いコントラスト

屈折矯正手術の代表格であるレーシックと違い角膜を削らないため、生ずる角膜収差が少なく、コントラストが高いと言われています。
視力矯正の精度が高く、ハードコンタクトレンズと比べても見え方に遜色がないため、手術後の満足度が高いことが特長です。
比較的に近視が強く(-6D以上)、分厚い眼鏡やコンタクトレンズから解放されたい方が良い適応と言われています。

レーシック適応外をカバー

レーシックなどのレーザーで角膜を削ることができないと言われていた「強度近視の方」「角膜厚が薄い方」「角膜形状不正の方」にもICLをインプラントすることが可能です。
レンズの矯正範囲は約-2〜-19Dと幅広く、乱視の矯正も可能という特徴があります。
レーシックが角膜を削る引き算の手術であればICLは足し算の手術であり、移植(インプラント)したレンズを必要に応じて目の中から取り出すこともできるように、その可逆性に特徴があります。
また、角膜を削る手術は、知覚神経の切断により一時的にドライアイになりやすいですが、レンズを眼内にインプラントするICLはドライアイになりにくいです。

厚生労働省認可

(医療機器製造販売承認番号:22200BZY00001000)

1997年から世界で使用され続けていて、すでに20年以上の歴史があり、現在ではヨーロッパ諸国、アメリカ、韓国、中国など世界各国で薬事承認されています。

日本でも国内治験の結果からICLの有効性と安全性が認められ、高度管理医療機器「有水晶体後房レンズ」として2010年には近視矯正用レンズが、2011年には乱視矯正も行えるトーリックレンズが厚生労働省から承認を受けています。

当院では、2014年3月3日に厚生労働省から認可された最新型のホールICL(販売名:「アイシーエル KS-AquaPORTR」、医療機器承認番号:22600BZX000850D0)を採用しております。

術前のレーザー虹彩切開が必要ないのが特徴で、患者さんの身体の負担も少なく、極めて安全性の高い最先端の治療を行うことができます。

長期安定性

眼内に挿入するICLのレンズは、生体適合性が高く眼の中で異物として認識されにくい、親水性の柔らかいHEMAとコラーゲンの共重合体素材「コラマー(Collamer)」という大変優れた素材を使用しています。
ナチュラルに馴染んでいくので、挿入したレンズが眼の中でゴロゴロすることはありません。
ドライアイになりにくいのも利点で、特別なメンテナンスをする必要もなく、目の中で長期間にわたって透明な状態を維持し、長くレンズとしての機能を果たす非常に生体適合性の良い素材です。
角膜を削らないため、強度近視の方でも近視の戻りが少ないです。

UVケア(紫外線対策)

眼内に挿入するICLのレンズには、UVカットを行う紫外線吸収剤が含まれているので、白内障など様々な目の病気を引き起こす紫外線から瞳を守ってくれます。

ICLの適応可能条件とデメリット

ICLは原則的に「近視あるいは乱視、またはその両方をお持ちの21歳以上の方」で適応可能と医師が判断した方が対象となります。

まずは、受診後に術前検査を綿密に行い、適応可能かどうか、患者さん本人のご意思も確認しながら、近視や乱視の程度、眼の大きさに合わせてレンズを選択していきます。

ICLは「レンズを足す」ことで近視や乱視などの矯正を行う方法なので、角膜が薄いためレーシックを受けられない方でも手術が可能なように、矯正量の限界がほぼありません。

しかし、角膜と水晶体の距離(前房深度)が浅い方は、緑内障などの危険性があるのでICLには適しません。また、格闘技など頭部に強い衝撃を受けるスポーツ選手の場合、衝撃でレンズがずれてしまい、再手術が必要になる場合もあります。

ICLのデメリットとして、裸眼視力1.0を目指しますが、残った乱視や角膜、網膜、硝子体や視機能の状態で視力1.0が出ない可能性もあることはご理解ください。

ICL手術後も、強度近視に伴う網膜状態は不変のため、定期的検診は必要ですし、術後の炎症やレンズが合わない場合、網膜剥離、白内障、眼圧上昇、緑内障などの眼病出現時は当院または他院にてICLを抜去の上、眼疾患治療が必要となります。

ICLを抜去する手術は無料ですが、状態に応じた眼科の治療には費用がかかります。

※近視矯正レーシックのデメリットについては、公益社団法人日本眼科医会が発表しているこちらをご参照ください。
https://www.gankaikai.or.jp/important/lasik.html

また、ICL治療は老眼を治療するものではありません。

40歳以上の老眼が始まる時期の方は、治療後あらたに老眼鏡が必要になる場合があります。

手術にはそれぞれ長所と短所が必ずあります。

特に眼科の手術は、数値を単純計算し機械で物品を大量生産するようなベルトコンベアー的な方法、考え方で行うものではありません。

あくまでも目の状況と患者さんご本人の意思を尊重し、綿密な術前検査に基づき決めていきますので、少しでも不安や疑問点がありましたら遠慮なくご相談ください。

ICL手術の流れ

ICL手術は、約3ミリという非常に小さな切開で済むため、通常15分程度と短い手術時間で回復も早く、日帰りで行うことができるのが特徴です

インジェクターがレンズを小さく折りたたんだ状態で眼内に射出するので、移植のための切開創は約3oと小さく、目にかかる負担を少なくし、日帰り手術を可能にしています。

また、点眼麻酔という目薬で麻酔を行う方法を用いるので、麻酔の痛みは全くなく、傷口も小さいので通常は縫合する必要がなく、自然治癒します。

手術後は院内でしばらく休んでいただいた後、検査をして問題がなければそのまま裸眼でお帰りいただけます。

術後は薬の服用や点眼などを含め、医師の指示に従い定期的な検査を受けて頂きます。

ICLの手術を行う手術室

ICL手術の流れの説明図

ICL手術にかかる費用

  • 乱視なしの場合 片眼28万円(税込)
  • 乱視ありの場合 片眼30万円(税込)

なぜレーシックより高額になるの?

ICLの手術費用がレーシックより高額になるのは、最先端の技術を駆使したレンズを使用するからです。

「そんなに費用がかかるのなら、手術をしなくてもいいのでは」とお考えになるかもしれません。

しかし、普段コンタクトレンズを使用している方の場合、年間でどれくらいの費用になっておられるでしょうか。

少なくとも年間で数万円かかり、5年、10年という長いスパンで見れば、かなりの金額になることでしょう。

基本的に一度の手術で済み、眼鏡やコンタクトレンズを必要としない快適な生活を得られる可能性が高いICL治療は、コスト面を含め様々な利便性から見ても、近視・乱視矯正治療の選択肢の一つとして十分検討に値するのではないでしょうか。

また、術前検査を十分に行いますが、近視乱視度数が目に合いにくいケースが生じた場合があります。

その他、ご自身で加入している民間保険の給付については、「有水晶体眼内レンズ挿入術」が対象かどうか、加入保険会社へお問い合わせください。

ICLの術前・術後について

術前検査を十分に行いますが、近視乱視度数が目に合いにくいケースが生じた場合があります。
その場合、追加対応としてレーシックで度数調整対応となり別途費用か発生する場合があります。
事前度数保障としてICL術前でお申し込みの場合に限り、片眼あたりプラス1万円の追加費用で保障対応可能となります

ICL屈折矯正後も、強度近視に伴う網膜状態は不変ですので、飛蚊症などや網膜眼底につき眼科専門医で定期的検診してください。
術後の炎症やレンズが合わない場合、網膜剥離、白内障、眼圧上昇、緑内障などの眼病出現時は当院または他院にてICLを抜去の上、眼疾患治療が必要となります。
ICLを抜去する手術は無料ですが、状態に応じた眼科の治療には費用がかかります。

よくある質問

治療を受ける制限はありますか?
目の形や病気、全身疾患などによって、治療の対象とならない場合があります。
事前に詳しい検査を行い、目の形・状態・生活慣習などを総合的に検討して治療が可能かを診断いたします。
また、正確な検査のためにコンタクトレンズ(特にハードレンズ)は一定の期間装用を注視していただく必要があります。
妊娠中・授乳中は、視力が不安定になることがあり、近視矯正治療はできません。
手術は痛いですか?
目薬タイプの点眼麻酔をしますので、痛みはほとんどありません。
眼内コンタクトレンズを入れていることは、他人に気づかれますか?
虹彩の後ろに挿入するので、外からは見えません。
「ハロー」「グレア」とは何ですか?
暗いところで明るいライトなどを見たときに光の周りににじんだ輪が見える現象をハロー(光輪症)と言い、ギラギラと光ってとても眩しい症状をグレアと言います。
症状の度合いや期間には個人差がありますが、治療後数か月で自然と気にならなくなることが一般的です。
費用は公的医療保険の対象ですか?
公的医療保険の対象外となります。
ご自身で加入している民間保険の給付については、「有水晶体眼内レンズ挿入術」が対象かどうか、加入保険会社へお問い合わせください。
老眼も治りますか?
眼内コンタクトレンズ治療は近視や乱視など屈折の矯正を行いますが、老眼の治療ではありません。

ICL手術を検討されている方へのアドバイス

ICLは白内障手術と同じように、眼の中にレンズを入れる手術です。

そのため、十分な感染予防の必要性があり、万一眼内炎が起こった時に迅速な対応ができる施設で手術を受けることが大切です。

強度近視の方は、網膜・黄斑などに様々な眼異常を併発しやすくなります。

医学の進歩により、視力の悪い場合は「眼鏡かコンタクトレンズ」で矯正するという時代は終わりつつあります。

ライフスタイルや見え方へのこだわりなど、より一人一人に寄り添った視力矯正が可能になっているのです。

目安としては強度近視で裸眼視力が0.5以下の方は、一度ICLも治療の選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

それぞれ目の状況は違いますし、向いている治療方法も異なります。

2つしかない患者さんの目を大切にするために、私は眼科専門医として厚生労働省承認先進医療実施医療機関として的確な診断と治療をご提案することをお約束いたします。

是非お気軽にご相談ください。

※参考